シン
「ユリア殺しの悪名あえてかぶろう」
「ユリア殺しの悪名あえてかぶろう」




南斗六星は、皇帝の居城を守る六つの門の衛将と呼ばれ、南斗聖拳108派の頂点。シンは六星のひとつ南斗孤鷲拳の伝承者である。
殉星を宿星として持つ彼は、最後まで愛に殉じた。その愛は執念となり、ケンシロウからユリアを奪い、ケンシロウの胸に北斗の七つの傷を刻みつける。しかしこの蛮行こそが、ケンシロウの救世主としての戦いの始まりとなった。シンなくしては新しい時代が動くことは無かったのである。
一途なまでのユリアへの愛によって、シンは衝き動かされていた。略奪と殺戮を繰り返し悪逆組織KINGを立ち上げ、サザンクロスという街まで作り上げた。それも全てはユリアの心を自らに向けたいがゆえの愚行であったが、ユリアはついにその富も権力も欲することなく、死をもって拒絶される。
殉星を宿星として持つ彼は、最後まで愛に殉じた。その愛は執念となり、ケンシロウからユリアを奪い、ケンシロウの胸に北斗の七つの傷を刻みつける。しかしこの蛮行こそが、ケンシロウの救世主としての戦いの始まりとなった。シンなくしては新しい時代が動くことは無かったのである。
一途なまでのユリアへの愛によって、シンは衝き動かされていた。略奪と殺戮を繰り返し悪逆組織KINGを立ち上げ、サザンクロスという街まで作り上げた。それも全てはユリアの心を自らに向けたいがゆえの愚行であったが、ユリアはついにその富も権力も欲することなく、死をもって拒絶される。
だが、ユリアにラオウの手が迫りつつあることを知り、殉星として、あえてユリア殺しの汚名をかぶりながらケンシロウと対決し、敗れた。ケンシロウとの最後の闘いは本人が最も望んだ死であったろう。